名脇役

(佐野)どこにいても
(佐野)何をしていたとしても
(佐野)君のことばかり思い出し
(佐野)おとなしく苦しんでるよ

(小島)なぜなのでしょう
(小島)告白したわけじゃないのに
(末澤)別にフラれたわけじゃないのに
(末澤)僕はなぜ苦しむんでしょう

(草間)"それは たぶんわかってるから"
(草間)ってそれさえも わかりたくない
(草間)もういっそ もうずっと

(正門)思い出したくもないよ
(正門)なんて思えば余計にもっと
(正門)身体でも頭でもない心が動くの
(正門)困らせないでよ 苦しくさせないでよ
(正門)そんな風に優しくすんなよ

(末澤)なんにも知らないくせして
(末澤)"どうしたの?" なんか聞いてくんな
(末澤)他でもない君でこんな始末なってるんだよ
(末澤)なんて言えるわけもない 僕はいつもと
(末澤)同じ顔で言う "なんでもないよ"

(佐野)君の友達ランキングだったら
(佐野)僕はナンバーワンを
(佐野)取っているんだろうか ならば
(末澤)もしも "親友に抱く感情が好きに近い"
(末澤)が本当だとすれば 君は僕を

(小島)また同じ "たられば" 繰り返して
(小島)"友達" という肩書き背負って
(小島)なんとかギリギリ
(小島)君の隣にいられるのです
(正門)なにかしらの間違いでいいから
(正門)僕のものになってくれないかな

(全員)忘れさせてもくれなくて
(全員)むしろ忘れたくなんかないって
(全員)身体でも頭でもない心が言うのです
(草間)だからもう困らせてよ 苦しくさていてよ
(草間)そんな風に優しくしといてよ

(全員)なんにも知らないくせして
(全員)"どうしたの?" なんか聞いてくんな
(全員)他でもない君でこんな始末なってるんだよ
(全員)なんて言えるわけもない 僕はいつもと
(全員)同じ顔で言う "なんでもないよ"

(佐野)そんなことばっかを 考えていること
(佐野)君が知るのはいつになるかな